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フィロソフィ

 人は生涯を通して発達している存在です。乳幼児期、児童期、そして成人期、老年期という各ライフステージは、その時期に経験しておかなければならないこと、そして、学んでおかなければならないことに向かう生涯において唯一の時期です。それは障害があってもなくても同じです。将来をみすえて今、この時期に育てること、経験することは何かを見出し、それを精一杯に支援することは、人が生き、学び、働き、そして、暮らす、生涯発達支援において最も大切なことです。

 生涯発達リサーチ・サポートセンターは、そのための支援内容や方法に関する調査・研究や具体的な支援に取り組む、実践と研究のためのセンターです。

ビジョン

どんな人も生涯にわたって発達し続け、自分らしく地域で暮らす、そんな社会の実現を目指します。

プロジェクト

Habi-Laboでは4つのプロジェクトを進行しています。

1.「生涯発達・地域生活支援」研究会

「生涯発達・地域生活支援」研究会は、知的・発達障害のある方々の生涯発達支援および地域生活支援の実現を学際的に取り組み、広域での実現を目指して設立された研究会です。その事務局は、生涯発達リサーチ・サポートセンター内に置かれます。センターは、研究会の運営を行っています。 

2.「生涯発達・地域生活支援」情報提供サービス

知的・発達障害のある方々に関する生涯発達支援および地域生活支援に関するデータを収集,加工,蓄積し,作成した生涯発達支援・地域生活支援マップ(データベース)をもとに、支援者の皆様の要請に応じ、情報として提供していきます 。

3.生涯学習支援「オープンカレッジ東京」の実施

障害のある方々を対象とした生涯学習支援として、「オープンカレッジ東京(OCT)」を実施しています。具体的には、学習ルーム「OCT」の運営と、プログラムの開発、さらに、様々な事業所、企業へのプログラムコンテンツの提供です。コロナ禍によって、Web での動画配信による生涯学習支援プログラムの開発とプログラムコンテンツの提供を行っています。

4.「生涯発達・地域生活支援」コンサルテーション

 企業や事業所、学校等にからのコンサルタント依頼に基づいて、就労支援、作業提供、教育(学校)研究、発達支援、支援システム構築などの問題や実践活動についての助言、あるいは指導や研究などの専門的な技術に関する指導、さらに、専門的知識に基づく支援を行います。